母なる白き妖蛆とは結局なんだったのか
巨大な精神世界を内包する超存在で、空間的な繋がりのない別世界に存在する。
フォトンを使って自分の世界を広げることができ、「夢見の者」から得たヴァイガルドの情報を元にデザインした世界を広げたがっている。(夢見の者の力は蛆由来であり、蛆がいないと力が使えない)
メギドラルをフォトン不足に陥らせた元凶。
すべての幻獣と感覚的につながっており、幻獣に対して母性的な何かを抱いている模様。
何らかの方法を用いてメギドの無意識に干渉し、行動を軽く誘導できる。
幻獣とはなにか
母なる白き蛆が自分の世界を広げるためのフォトンを集める存在として生み出した存在。
生み出された当初は方向性の定まらない強力な力を持っているが、時間経過でメギドラルの環境に適応し、繁殖能力などと引き換えに個体としての力は弱まる。
元々獣程度の存在だったが最近は知能が高くなってきており、メギドとの差が小さくなってきている。
メギドと幻獣の差がなくなることを白き蛆は望んでいるようだが、この知能の発達に白き蛆が関係しているのかは不明。
彼の世界とはなにか
「メギド」という生命体を生み出している、メギドラルという世界そのものの集合意識(精神世界)と考えられる精神世界。
フォトンを奪われ続けているメギドラルの精神世界なので、元凶の母なる白き蛆に非常に敵対的。
メギドが本能的に幻獣を目の敵にしたり、世界に何も成せないものや力がないものは死ぬべきと考えるのも、世界がフォトン量を維持するために生み出した存在であるため。
→無駄飯ぐらいは排除
この世界からまだ強い影響を受けていた古いメギドはカトルスという名前で呼んでおり、その存在について議論していたようだが、現在ではその名前自体が認知されていない。
近年では珍しく「彼の世界」からの影響が強いとされたフォルネウスが伝道者を務めるカトルス教と何らかの関係があると思われるが、その信仰との関係性は2節で語られると考えられる。
可能性としては、命とともに循環するヴァイガルドのフォトンを積極的に循環させることでメギドラルやカトルスに渡るフォトン量を増やしているとも思われるが……。
メギドとは何か?
メギドとは「彼の世界」と呼ばれるから産み落とされた、魂を核とし他の存在に取り憑き侵食することで肉体を得る情報生命体であり、メギド体とされるものは取り憑かれた幻獣が侵食され変異した姿である。
→恐らく、召喚のSSRオーブは変異しなかった場合のifの姿。
ヴィータに転生できるのは本質として情報生命体であり、魂が本体なのでもう一回侵食できれば肉体を得ることができるため。
一方で、幻獣と魂レベルで同化して劣化してしまっていることから転生に失敗したり、転生後にうまく力が発揮できない状態になる一方、条件が揃えばかつてのメギド体を再現できる。
近年メギドの発生数が下がっているのは世界自体が劣勢のためという説がある。
残るメギド発生関係の謎
そもそも彼の世界の集合意識とは誰の集合意識なのか
集合無意識がメギドを生み出したのであればその始まり、最初のメギドを生み出した意識は何の集合体なのか。
順当に言えば世界そのものの意思が最初のメギドを生み出し、そこから死んで戻ったものが集まって集合意識を生み出したと考えられるが……。
幻獣からメギドになったと言われるベヒモスとは何者か
幻獣とメギドは出発点からして違う別種の生命体である。
彼の地からの魂がない以上幻獣はどうあがいてもメギドにはなれないし、情報生命体が本質ではない以上、幻獣は自分の姿以外の形態であるヴィータ体をとれない。
可能性としては以下の3つが想像できる。
- 転生の自覚のない追放メギドのように、自覚のないメギドだった。(この場合、幻獣体=特殊なヴィータ体。猫の形のヴィータ体しか持たなかったグリマルキンの前例のほか、フォトンを常に消費する代わりに異形なヴィータ体を取れることが1節で判明している)
- 後から強い知能を持つ幻獣に魂が乗り移って侵食したものの、幻獣の魂に吸収され意識の上書きができなかった。(成長後からも一応可能なのはシャミハザの前例がある)
- 上記に似ているが、メギドを捕食することで「個=魂」を獲得した
- 元々メギドを模して情報生命体として作られた幻獣がフォトン獲得で変質した。
今回、FFBの存在を通して知能や力が上がったとはいえ、恐らく部族の文化として後天的に知能を上げたモフのような、限られた例外を除くと幻獣は知能が極めて低い存在であると繰り返し強調されていた。
個人的には、彼の地の弱体化によって憑依が中途半端に終わったメギドが、フォトンを得たり意思=個=魂を強めることで後天的に力の使い方を身につけた説を押したい。
プロデューサーやルカオンはいずれ召喚できるようになるのかもしれない。(願望含む)
借り腹とはなにか
新世代の多くは拒絶区画の「借り腹」と呼ばれるなにかから生まれるらしい。
これが幻獣なのか、あるいは違うのか。
新世代と呼ばれるメギドたちの変質はコレが要因の可能性もあるが詳細はいまだ不明。
借り腹生まれのメギドは性別を意識したり戦争を忌避したり、メギド体にこだわりがなかったりフォトンを視認しにくいなど、まるでヴィータに近づいているようなのがキナ臭い。
何故ソロモンは義理の仔なのか
情報が少ないからわからないが、アルス・ノヴァ血統によるものであろうことは確からしい。
仔であるのにも関わらずメギドと違って生まれによって敵対しているわけではないことから、彼の世界ではなく、白き蛆=幻獣由来の何かが混じっているのではないか。
