情報収集を手軽に!TinyTinyRSSの簡単な導入方法

レンタルサーバーは持っているけど、ブログ用にしか使っていない。

そんな方も多いかと思いますが、少しもったいないと思うことはないでしょうか。

今回、もったいないなぁと思っていた私は、サーバーさえ持っていれば無料で使える高性能のRSSリーダー「TinyTinyRSS」を導入することにしました。

とはいえ、プログラミングなんてやったこともないズブの素人にとって、サーバーにメジャーではないアプリを入れてアレコレするなんてのは至難の業。

それでも気合と調査力、勘で頑張って実装できたので、同じ初心者の方でもできるようにわかりやすく解説します。

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RSSとは?

とはいえ、RSSとはなんぞや?って人もいるかと思うので軽く説明。

RSSはブログの更新情報やその要約を配信するシステムで、多くのニュースサイトやブログに実装されています。(当ブログでも一応Profile欄下のWifiマークから登録できるようにしています。)

RSSリーダーと呼ばれる種類のアプリを使い各サイトのRSSを登録すると、更新された記事が一覧となって表示できるようになり、いちいち各サイトを見て回らなくても興味のある記事だけまとめてみることができます。

さらにRSSリーダーには自動収集した記事から特定の単語が入っている記事だけ抜き出す機能や記事をリンクを保管する機能もついているので情報収集から分類、保管まで一括でできるようになります。

最近ではNewsPickやスマートニュースのようなサイトごとの登録をせずとも興味に合わせて記事を分別して配信するアプリに少しずつシェアを奪われつつあり、衰退の一途を辿っています。

しかし、自分なりの信用できる、好きなサイトを複数持っている人や情報収集をより効率的に行い人には未だに根強い人気を誇っています。

TinyTinyRSSとは?

RSSリーダーには企業がサーバーを持ち、登録だけすればアプリからでもPCからでも使える便利なものが、大きく2つあります。「Inoreader」と「Feedly」です。

この2大アプリはとても便利な一方、RSSリーダー自体の規模の縮小から年々無課金ユーザーへの締め付けが厳しくなっています

最近では広告が邪魔な上、登録できるサイト数に厳しい制限があったり、情報更新が遅かったりします。

一方TinyTinyRSSはフリーソフトであり、サーバーのリソースをほんの少し使うだけで上記2大アプリ以上の性能を持ちます。

導入が少し難しい(知識がないとできない)のでそこまで広まっていませんが、非常に便利です。

導入方法

自分がエックスサーバーを使っているので、エックスサーバーでのやり方で説明します。

各項目の入力に必要な情報などについては表示方法がサーバーによって異なるので「該当箇所の名前」プラス「自分の使っているサーバー名」で検索してみてくださいね。

必要なソフトをダウンロードする。

ココにアクセスし、右のほうにあるダウンロードボタンからZipファイルをDLし解凍します。

自動翻訳だと項目名が郵便番号と表示されますが構わずクリックしてください笑。

また、ファイルをサーバーにアップするのに必要となるので、その手の手段を持っていない人はfilezillaなどのFTPソフトをインストールしときましょう。

このソフトとサーバーをつなげるために必要な入力しなきゃいけない情報は「FTPソフト」+「サーバー名」で調べればやり方が出てくると思います。Xserverの方は公式でアナウンスしているのでココ参考。

MySQLとやらの設定をする

エックスサーバーの場合

サーバーパネルから「PHP Ver.切替」を押して、とりあえず推奨か最新にしておきます。

サーバーパネルから「MySQL5設定」を押して、MySQL追加を押して空欄に「ttrss」だけ入力して確認画面に進んで追加します。文字コードはデフォルトで大丈夫です。

「MySQL一覧」から「ttrss」のアクセス権所有ユーザーに自分の作成済みユーザー突っ込めば完了。

この画面はまた使うので開きっぱなしにしておきましょう。

作成済みユーザーのパスワードを忘れていた場合はサーバーパネルの「MySQL設定」→「MySQLユーザの一覧」から変更可能らしいですよ。

分けたかったり、多分ないだろうけど作成していなかったら新規でユーザー作ってくださいね。

サーバーにファイルをアップする

FTPソフトを使ってTinyTinyRSSのデータをサーバーに送ります。

サーバー画面からもファイルを遅れますが、大抵フォルダごと送れないので素直にFTPソフトを使ってくださいね、ファイルの総数1000超えるので。

ファイルの場所は、サーバーのアドレスが描かれているフォルダの中のpublic_htmlの中です。

※サイトのアドレス名ではないので要注意!

Filezillaであれば、Public_htmlまで開いて中に放り投げてしばらく待てば勝手に終わります。

重複云々と言われたら全部ハイでいいです。

サーバーアドレス名(フォルダ名からコピペして入力)/ttrss/install/index.php」

(Xserverの場合は「○○××.xsrv.jp/ttrss/install/index.php」になるはず)

という文を検索欄に打つと、成功していれば色々入力できる画面にかわります。

インストールの続きをする

入力できる画面になったら選択式の部分をMySQLに変更しておきます。

そこから順に

MySQLで突っ込んだユーザー名(なんちゃらjpは不要)

MySQLで突っ込んだユーザーのパスワード

MySQL一覧から見られる、作ったデータベース名(なんちゃら_ttrss)

コレで表示される「mysqlxx.xserver.jp」を入力

Portはデフォルト。

URL欄は「○○××.xsrv.jp/ttrss/」

下のなんちゃらをクリアを押せば、インストール完了できるはず。(うろ覚え)

ログイン画面

ユーザー名admin

パスワードpasswordで入れます。初回なので。

最初にパスワード変更してくれって言われるので、設定の個人データ/認証欄から変更しておきましょう。

変更したパスワードはスマホVerとの連携に使うから忘れないように。

続いて設定の設定欄から一応言語とタイムゾーンを自分のものに合わせ、API有効もチェックして保存。

後少しです。自分のTinyTinyRSSを開いている現在のURLを保存しておきましょう。

更新の設定をする

このままでは更新ができないので定期的にデータ更新するように設定します。

正直初心者にはようわからんのでいろいろなサイトを見ながら試して動いた結果を載せておきます。

多分いらない設定も混じっていますが、ご了承ください。

1:ファイル管理から「ttrss」内のConfig.phpをチェック→編集でdefine(‘SIMPLE_UPDATE_MODE’, false)のfalseをtrueにする。

2:近くにあるファイルconfig.php-distの最後に.phpをつける

3:サーバー管理のCron設定から新規追加。

更新頻度として時間を設定、空白には「*」。

コマンドに/usr/bin/php<phpver切り替えで入力したバージョンを小数点一桁まで> /home/ホニャララの部分/ほにゃらら.xsrv.jp/public_html/ttrss/update.php

コメントは適当にわかりやすい物を入力。

以上のことをやれば動き始めました。

スマホから見られるようにする

Storeにもアプリはありますが、Store外に公式で出しているものがあるのでそれを使用する。

ここからスマホ用tinytinyのダウンロードをし、GoogleドライブなりBoxなり自分の使っているファイル共有ソフトにアップしておきます。

スマホの設定で自分の使うクラウドソフトからの非公式のアプリのインストールを許可し、ファイルをスマホに落とすとインストールが始まります。(スマホごとに許可方法は違うので検索してください)

起動すると最初に設定画面が表示されるので、ログインにtinytiny上でのユーザー名(デフォルトの場合はadmin)インストール後に変更したパスワード、自分のtinytinyのURLを入力すれば同期完了です。

これでスマホでも使えます。

お疲れさまでした。

 

 

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