外出自粛が続いて久しく、多くの人がzoom飲み会で盛り上がっていますが、そろそろちょっと飽きてきたなぁって思う方も増えてきたのではないでしょうか。
自分もまさにそうで、家から出ない分お互いに話す話題がだんだんと減っていっていました。
そんなときに皆ではじめよう!となったのが「Project Winter」という俗に「雪山人狼」とも言われる人狼ゲームとデジタルゲームのいいとこ取りをした脱出ゲームです。
PCスペックや回線もオンライン飲み会ができるくらいのノートPCで十分足りますし、値段もSwitchやPS4のゲームと比べるとかなりお手頃なのでホントにおすすめです。
ProjectWinterとは
Project Winterは最大8人で楽しめる、オンラインチャット(主に音声)で話しながら資材を集め、施設を修理したり危険な野生動物から逃れながら閉ざされた雪山から脱出するゲームです。
皆で協力しながら脱出を目指すのですが、中には裏切り者としての役割をもつ「トレイター」が紛れており、トレイター(狼役)になった人は他の人にばれないように作業を邪魔したり罠を仕掛けたりしながら一人でも多く脱出させないように妨害します。
トレイター(狼役)以外のメンバーは作業を進めながら誰がトレイターになったのかをちょっとした動作や会話から見極め、邪魔されないように立ち回ります。
野生動物やトレイターとの戦闘はありますが、基本的に難しい操作は必要ないので初心者同士でも楽しく盛り上がれます。
ゲームの面白い点_人狼とどう違うのか
このゲームの面白いところは、トレイターがバレてしまってもそこでゲームが終わりではないという点。
怪しい人がわかれば投票して主な施設(山小屋など)に入れないようにする事はでき、それによって妨害を大きく減らすことはできます。
しかし外にはトレイターだけしか開けられない戦闘を有利にするアイテムや罠がたくさん入っている箱が落ちているので、脱出が遅くなるほど段々と力をつけて妨害が激しくなってきます。
最後の脱出の瞬間までどの役職も気が抜けないドキドキ感と、役職なし(市民)でも役割が多いことから対面でない環境でも皆が退屈せずに遊べるのが魅力です。
また、主にゲーム内での行動から誰が狼役か推測するので、思っていることが顔に出やすい人や言いくるめるのが苦手な人でも楽しみやすいです。
ゲームの流れ
まず、全員が雪山の山小屋にいるところからスタートします。
最初に発電所などを修理する目標が出ます。
- 体力(動物やトレイターに攻撃されると減り、採取した薬草などで回復可能)
- 体温(外を出歩いていると下がっていき、下がりすぎると体力が減る。山小屋などで暖まれる)
- 空腹度(時間で減っていき、減りすぎると体力も減る。採取したベリーや肉を焼いて補給可)
以上の3つに注意しながら、雪山に点在する倉庫から部品を集めたり採取したアイテムから作った道具を駆使したりしながら目標を達成します。
その後、山小屋の中でも凍えてしまうような大寒波が来る時間(制限時間)までにヘリポートなどの脱出手段を探し出し、修理した後救援要請をして乗り込むことができれば脱出成功です。
最終的に脱出側は脱出にどれだけ貢献できたかや自分が脱出できたかでポイントが加算され、トレイター側はどれほど妨害行動ができたかや最終的に何人脱出を失敗させられたかでポイントが手に入ります。
そこで得られたポイントでソーシャルゲームのガチャのようなランダムで見た目を変えるアイテムが手に入る箱が交換できます。
Steamのゲームなのでいらないアイテムは他のプレイヤーに販売する「マーケット」に出品することができ、そのお金で他のゲームを購入できます。
人気のアイテムでも一つ300円程度であり、大抵のレアアイテムも数十円程度でお金を稼ぐという意味ではほぼ無意味ですが、見た目を変えるのに興味がないのであればこのゲームに飽きるまでにSteamセールの際他のゲームを買うくらいはできると思います。
アイテムを購入するのは見知らぬ誰かなので、懐を痛めずにちょっとした賭け事ができると考え始めると仲間内でもバチバチに盛り上がります。
値段が少額かつ分、ギスギスにならないくらいの丁度いい刺激になります笑。
注意点
まず、最低人数として5人いないと仲間内だけで遊ぶことはできないので、ある程度人数がいるグループである必要があります。(自動マッチングで余った枠に人を入れることもできるので、見知らぬ人が混ざるのに抵抗がない場合は少人数でも問題ありません)
買い切り2000円程度かつたまにセールで安くなるので比較的安価ではありますが、購入が必要な分リモート飲み会と比べて誘うハードルは高いかもしれません。
また、ある程度古いノートPCでも動きますが電波が悪い場合うまく遊べない場合もあるので事前に確認しておきましょう。ZoomやLINEのビデオ電話で会話に支障がないレベルであれば大丈夫かと思います。
公式サイト
全員ソフトを持っていないといけないので皆でやるか相談してから買いましょうね。
ちょっと高いバージョンは別のルール(悪魔や魔女が出てくるダークな雰囲気)の追加コンテンツで、全員持っていると無制限で、もっていない人でも1日にグループで持っている人の人数分は遊べます。
1回30分かかるゲームなので、1日中やるのでなければ全員がもっている必要はないです。
